ダイカスト方案の技術開発 ホーム > 技術情報 > ダイカスト方案の技術開発 最適な製品形状ならびにダイカスト方案は、独自のシミュレーション技術で幾度もの解析・評価から導き出されます。 製造部門のプロフェッショナルとして、品質面・生産性・コスト面でより良い提案を目指します。 美しい流れの追求 流動解析では、金型内の溶湯の流動パターンを始め、圧力、温度、流跡をシミュレーションすることで鋳造欠陥などの不具合を特定します。 「もっと美しい流れに」「もっとより良い製品に」という考えのもと、複雑化していく形状にも果敢に挑戦しています。 速度表示 温度表示 流跡表示 経験が鍛えた目と手で、確かな品質を ダイカスト製品は、厚みや部位によって冷却速度に差が発生するため、部位ごとに目指した型温になる鋳造条件を設定しています。 長年の経験によって培った冷却技術により、離型剤の散布方法や金型内部の冷却回路の位置・流量を見定め、より良い条件を導き出します。 方案設計・解析・鋳造条件の設定までダイカストの一連の知識を持つ技術者が実際に製品を見て、触って、製品の状態を確認し、美麗でなめらかな鋳肌への技術力を追求していきます。 さらなる技術力の向上へ 自動車業界は今まさに「百年に一度の大変革期」 今後ますます車体の軽量化、製品形状の複雑化が要求されます。 既に、抜き勾配0°や全箇所製品肉厚2mm×300mmの流動長を実現。 スズキ部品富山では、鋳造技術にさらに磨きをかけ、高品質な製品開発を推進していきます。